大手ゼネコンに入社し、企業留学でMBAを取得した後、経営コンサルタント、教育サービス産業(上場)及び建設系企業(未上場)で取締役を10年経験する。2005年、MBOにより株式会社オズペックを設立し、代表取締役社長に就任。2023年12月より現職。
経営コンサルタント、経営企画・管理、人事・総務、営業・販促・営業管理、企業統治(取締役3社経験、計10年)
キオクシアHDは岩手県北上市の建設中の製造棟の稼働時期を、当初予定していた2023年中から2024年以降に延期すると発表しました。長期記憶を担うNANDの需要が戻らず、建設設備投資にブレーキをかけるとの事です。
一方で熊本菊陽町の建設中のTSMCは順調です。第1工場は建屋が2023年内に完成し、2024年末までの生産開始を予定しています。更に、第2工場計画の詳細も既に明らかになっております。2024年4月に着工し、2026年末までの生産開始を目指すとの事です。
現在、熊本ではTSMC関連銘柄で活気づいており、早くも第3工場への期待も膨らんでいる様です。その反面、人材不足は深刻です。求人についても、建設(ゼネコン・設備系サブコン)、設備保全やプラントエンジアリング(水処理・クリーンルーム・自動化装置分野含む)関連の募集など増加しております。九州エリアの中でも特に熊本が熱くなっています。
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(コラム「瀧嶋の目」は、木曜日に更新します。お楽しみに!)