#_special日本全国で高いクオリティの電気工事を実現
「安全 人 発展」の理念を掲げる金沢電気設備が目指す将来像とは

COMPANY DATA
株式会社 金沢電気設備

株式会社 金沢電気設備

https://www.k-kanazawa.com/
設立
1983年11月
資本金
30百万円
本 社
〒101-0025
〒861-5280 熊本県熊本市西区松尾2丁目2番52号
取扱業務
電気設備・空調設備・防災設備・情報通信設備 共聴設備・太陽光/設計・施工・管理

熊本を拠点に、北海道から沖縄まで全国各地で、有名チェーン店の電気工事を受注する金沢電気設備。「安全 人 発展」という理念を掲げて規模を拡大する中、健康経営優良法人として福利厚生を充実させ、人材育成にも力を入れています。

熊本の一企業であった同社が、なぜ全国規模の仕事を受注できるようになったのか。その秘密と今後の将来像について、代表取締役 金澤 吉剛氏に語ってもらいました。


代表取締役金澤 吉剛

現場で最優先に考えるべきは「安全」

OS-NAVI:
貴社の会社概要と業務内容を教えていただけますでしょうか。

金澤氏:
創業が昭和52年4月1日、設立が昭和58年11月1日の熊本を本拠地としている会社です。事業内容としては、電気設備工事全般を提供していますが、一部、空調関連で管工事もおこなっています。今現在、社員は32名で平均年齢は約45歳です。熊本の本社の他にも、大阪営業所、大阪東営業所、東京営業所の3拠点を展開しています。

OS-NAVI:
理念として「安全 人 発展」という3つの言葉を掲げていらっしゃいます。ここには、どのような思いが込められているのでしょうか。

金澤氏:
「安全」は、社員が現場で何か迷った時に、最優先で安全を考えてほしいという思いからです。予想以上にコストがかかる、高い場所での作業が必要など、現場ではその状況に応じで臨機応変に判断しなければならないことが多々あります。その際に、最も重要なのは「安全」が確保できるかどうかです。そのため、理念の一番初めに「安全」を持ってきています。

そして次の「人」ですが、社員とその家族の物心の豊さを追求すると同時に、地域の皆さんと一緒になって、幸せを高めていきたいという思いが込められています。

最後の「発展」は、企業として成長し続けるという気概を表しています。そのためには人材育成が欠かせません。優秀な人材と共に、これからも発展し続けていきたいという思いを込めました。

日本全国で高いクオリティの電気工事が可能

OS-NAVI:
貴社の強みを教えてください。

金澤氏:
日本全国北海道から沖縄まで、同じクオリティで電気工事ができるネットワークとその管理体制があるのが、我々の強みだと考えています。

元々熊本で創業し、地元の電気工事を受け持っていたのですが、25年ほど前に福岡のファミリーレストラン企業から九州一帯の工事を受注したのがきっかけで、熊本以外の仕事を受注するようになりました。その当時から飲食店の電気工事を得意としていたのですが、そのファミリーレストランが大阪に進出する際に、大阪事務所を設置したところ、他の企業からの電気工事も受注するようになりました。そうこうしているうちに、東京にも進出するきっかけを得て、今のような営業所の体制ができたのです。お客さまの事業が全国展開していく流れに乗って、我々も拠点を広げていったということになります。

こうしたチェーン店では、すべての店舗で同じような電気工事をしなければなりません。そのクオリティの維持と管理体制が評価いただけているのだと思います。

日本全国で高いクオリティの電気工事ができる管理体制がある
(※写真はイメージです)

OS-NAVI:
これまでにどのような実績がありますか?

金澤氏:
大手外食チェーンの全国展開の多くお手伝いをさせていただきましたし、最近では、ドラッグストアチェーンの店舗の電気工事をやらせていただいています。

地元熊本では、戸建住宅やマンションなどのほか、公共事業の電気工事などが主な仕事になります。熊本地震の際には、仮設住宅の電気工事にも関わらせていただきました。今回の能登半島地震でも、ドラッグストアチェーンのご縁もあり仮設住宅の電気工事のお声がけをいただき、お手伝いさせていただきました。

我々がこうした大手チェーンの仕事を受注できるのは、中小企業ならではの価格競争力の高さにあると思っています。その上で、確かな電気工事を提供できているのが、大きな強みだといえるでしょう。

健康経営優良法人として福利厚生も充実

OS-NAVI:
どのような社風でしょうか。

金澤氏:
常々、風通しの良い職場作りをしたいと思っています。ただ、各営業所が離れていることもあり、どうしても一部の社員同士の交流が少なくなりがちな状況もあります。そこで、以前から年に1回の社員旅行を実施するようにしています。コロナ禍は中止せざるをえませんでしたが、2年前から復活しており、直近では伊勢神宮に行きました。社員のみんなも喜んでくれています。

働き方改革も進めていて、昨年7月からは土曜日を完全に休みにしました。そのため、限られた就業時間の中で、より効率よく仕事しようという意識が社内でも高まっていると感じています。残業は、9月、12月、3月の繁忙期はどうしても多くなってしまいますが、意識の高まりもあり今は減少傾向にあります。

電気工事の施工だけでなく設計も担う。働き方改革で、効率よく仕事する意識も高まってきた。
(※写真はイメージです)

OS-NAVI:
福利厚生も充実していると聞きました。

金澤氏:
2024年、健康経営優良法人として経済産業省に認定されました。今年で3年連続となります。社員とその配偶者には、上限はありますがスポーツジムの補助を出しています。やはり夫婦で健康でサポートし合えるからこそ、いい仕事ができるという思いがあるからです。

また、健康診断でも、基礎的な検査以外のオプション検査でも補助制度があります。(変更)オプション検査とは、胃カメラや脳のMRI検査など、追加で検査できるものです。

さらには、定年も60歳を65歳まで引き上げており、再雇用で70歳まで働くことが可能です。先は長いので、ぜひ健康で長く働いてほしいと思っています。

「部屋の電気を灯す」という電気工事の仕事のやりがい

OS-NAVI:
将来どのような会社にしていきたいと考えていますか?

金澤氏:
社員の人数で言えば、50人程度の規模までには増やしていきたいと思っています。また、売り上げでは、現在15億円程度ですが、これを20億円ぐらいの規模にまで目指していきたいですね。

ある年に、社員数は今と同じなのに、売り上げが19億円までいったことがあり、社員には無理をさせてしまったという思いがあります。そうすると仕事の質も落ちてしまうと思うのです。目先の売り上げだけを求めるのではなく、社員一人ひとりの技術を伸ばしていきながら、売り上げ規模もそれに合わせて伸ばしていくというのが目標ですね。

目先の売上だけを求めるのではなく、社員の技術も伸ばしていきたいと話す金澤氏

OS-NAVI:
今後、採用するにあたり、どのような人物像を描いていますか。

金澤氏:
若くて健康で清潔感があり、挨拶ができる人だと嬉しいですね。電気工事関連の国家資格を持っており、転職回数が少ない方だとなお嬉しいですが、資格がなくてもやる気があれば採用に至ったケースもあります。現場で学びながら、資格取得に向けた勉強をしている社員もいます。

OS-NAVI:
最後に、求職者の皆様に向けてメッセージをお願いいたします。

金澤氏:
自分の作業で、部屋の電気がパッと灯るのは、本当に嬉しいものです。電気工事のやりがいはここにあると思います。現場を監督する工務であれば、コンセントや照明の位置を、自由に図面上に設計できるのも楽しみの一つでしょう。社員の中には、自分の家を建てるときに、全部、自分の好きなように設計した人もいます。

電気工事ができるようになるメリットは多いと思います。ぜひ、電気工事の仕事に興味を持っていただき、入社を検討していただければと思います。

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