#_13腕時計「一生モノ」

私は、よく結婚を控えている男性社員から結婚前に後悔しないことを教えてほしいと相談を受けることがあります。その際には、高価な腕時計を購入するといいとアドバイスしています。なぜなら、結婚後に高価な時計を購入したいと言っても、簡単に奥様から購入承諾を得られるとは考えにくいからです。子供の教育費やマイカー、そして人生最大の買い物である「マイホーム」など、多くの出費が控えています。

私も、28年前に社会人1年目の冬の賞与で一生モノの腕時計を購入しました。大切に使うのであれば通常は4～5年でオーバーホールをするそうですが、私は10年目でオーバーホールをしました。

また、10年前にブレスが切れてしまい、正規店でブレス交換の金額を確認し他ところ、あまりに高額だったため断念しました。ところが、今現在のその時計の価値を調べてみたところ、かなり上がっていることが分かりました。なんと、28年前の時計が当時の価格の5倍ほどに上昇していたのです。それもあって、今年の6月に正規店にてブレス交換しました。交換費用は10年前よりもさらに数万円上がっていましたが、今の価値を考えると満足しています。

ブレス交換の際に、オーバーホールの見積りも依頼しました。残念なのが、1回目のオーバーホールを正規店以外で依頼したため、交換部品が社外品との事でした。割高かもしれませんが、オーバーホールは正規店ですることをお勧めいたします。作業に2ヵ月かかるということで、またの機会にすることにしました。

最後に

現在、4本の腕時計を所有していますが、高級な腕時計でなくても、ビジネスや休日等のオンオフ、またコディネートや場所によって、十分楽しむことができます。

価値観は人それぞれです。高級な腕時計を所有することで満足感を得る人もいれば、最近はスマホもあるので腕時計などいらないと言う人もいるでしょう。

これは求職者の方に企業を紹介する際に、肝に銘じています。私がどんなに素晴らしい企業だと思ったとしても、求職者ご本人にそう思ってもらえなければ、何の意味もありません。だからこそ、退職した理由や転職における優先順位を確認し、求職者の方がどのような価値観で転職をしようとしているのか、しっかりと理解することがとても大切なのです。