水上 雄一朗 (ミナカミ ユウイチロウ)

オズペック設立時からのメンバー。前職では建設コンサルタント会社で人事・採用を担当していた。採用する側としての経験から、書類選考から面接、内定まで採用の流れを熟知する。何が合否を分けるのか、どうすれば合格の可能性が高まるのか、などの具体的なアドバイスは定評がある。

#_11F1ミニカー「プレミアム価格」

F1が好きで1998年からF1ミニカーを収集しています。
ミニカーメーカーは世界に350社以上あり、様々なサイズや車種があります。
私は1/43スケールと1/18スケールを中心に集めています。
最初の頃はミニチャンプス製のF1ミニカー以外にトミカ、HW、京商のフェラーリやカウンタック、ミニチャンプス製のラリーカー、ルマンカー、DTMカー、インディカーなど様々集めていました。

2007年頃からは、1500台以上になり、これ以上増やすと置き場に困ると思い、F1と他車種のお気に入り以外はオークション等で整理することにしました。
また、それをきっかけに安いF1ミニカーを見つけると売ることを前提にミニカーを購入するようになり、当時定価4500円の全く同じF1ミニカーを1000円にて20台ほど大人買いすることもありました。

10年前まではF1ミニカーは株と同じで、将来有望なドライバーを見極めて購入します。
若手有望株がチームメートに勝ちトップドライバーになれば、プレミアム価格になります。
その代わり予想がはずれると定価の5割~7割以下の価値にしかなりません。

※写真はイメージです

しかしながら、2015年頃からF1ミニカーの定価の据置きはなく毎年上昇しています。
私が集め始めの1998年頃の定価は1/43が3600円、1/18は7500円でした。
昨年2023年の定価は1/43が19250円、1/18は32780円です。
ここまで定価が上昇すると、さすがに取集することが難しく、ここ数年は特定のF1ドライバーのミニカーしか購入していません。しかもリサイクルショップなど、手頃な価格で見つけた場合のみ購入しています。

ミニカーの定価上昇の原因として、中国のコストと開発コストの上昇です。また以前は、数千個単位か、多い場合は1万個以上生産販売していましたが、ここ数年は世界で100台~999台以下しか生産販売しないため、店頭販売前に予約で完売するケースが多いそうです。希少価値が高く、今では定価でもプレミアム価格になってしまいました。

価格が上昇するとコレクション続けることが厳しく手放す人が増え、需要と供給バランスで過去のF1ミニカーの価値は下がり、私も直近2年間はオークション等出品していません。
現在は、自宅に800台ほどミニカーを保管しています。

最後に

F1ミニカーの定価上昇によりメリットもあります。それは、以前と比べて比較にならないほどF1ミニカーのクオリティーが向上したことです。
2024年4月から時間外労働上限適用開始されました。建設業界は年720時間、月60時間が目安となります。そのことにより長時間労働をなくし、残業代で稼ぐのではなく、ワークバランスを重視しすることを目的としています。年収維持向上するには、個々のクオリティーの向上が重要だと思います。

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