水上 雄一朗 (ミナカミ ユウイチロウ)

オズペック設立時からのメンバー。前職では建設コンサルタント会社で人事・採用を担当していた。採用する側としての経験から、書類選考から面接、内定まで採用の流れを熟知する。何が合否を分けるのか、どうすれば合格の可能性が高まるのか、などの具体的なアドバイスは定評がある。

#_04特別な瞬間「F1サウンド」

今年もF1日本GPが9月22日フリー走行から24日決勝まで鈴鹿サーキットで行われます。
なぜいきなりこのようなことを書いているかというと、私の趣味がF1観戦だからです。
私が初めて日本GPを鈴鹿サーキットで観戦したのは2000年のことでした。

日曜日の決勝で初めて目の前に見るF1、その高速回転エンジンサウンドの迫力にただただ驚きで「この世にこんなサウンドが」と今でも鮮明に覚えています。
そのエンジンサウンドが耳から入り頭のてっぺんから抜け出るような今まで経験したことのないような体感でした。

翌年も鈴鹿サーキットで観戦しましたが、1年ぶりに聞くF1サウンドは不思議なことに1度体感したこともあり、大きな音でしかなかったです。しかしながら、日常で聞くことのできない特別な瞬間は「鈴鹿サーキットに来たな」と「何度聞いても迫力があるな」と改めてF1サウンドの魅了させられるものがありました。

毎回、鈴鹿サーキットで観戦する時は、もっともスピードが減速するR110ヘアピンカーブで毎回観戦しています。
時速270kmのスピードからコーナ手前で時速90kmに減速しながらまがります。「あれ、止まっているのかな」と思うくらいフルブレーキングの迫力が楽しめます。
当時、一眼レフ望遠カメラで36枚取りのフィルムを8個くらいカメラに収めた記憶があります。
ちなみに、初心者がカメラ撮影するならR110ヘアピンカーブがおすすめです。

また、ストレート脇の歩道を歩いているとき、金網越しに3台のF1マシンが時速300km近いスピードで一瞬のうちにとおり過ぎました。「赤・黒・黄色の1両のカラフルな列車が通ったのかな」と思わせるようなあっという間の出来事も鮮明に記憶に残っています。

※写真はイメージです。

私が初めて鈴鹿サーキット観戦をした2000年は、フェラーリ所属のドライバーが21年ぶりに王者タイトルをとりました。そのドライバーは私が大ファンでもあった皇帝ミハイル・シューマッハです。シューマッハ自身も5年ぶり3回目の年間王者復活でした。

2014年に引退後、ミハイル・シューマッハの記録は絶対に抜かれることがないと自分のなかでは確信していたものの、ルイス・ハミルトンが次々に記録を塗り替えていきました。

◇ミハイル・シューマッハの記録

年間タイトル王者 7回(現在歴代1位、ルイス・ハミルトン7回)
優勝回数 91回(引退当時歴代1位、 現在1位 ルイス・ハミルトン 103回)
ポールポジション 68回(引退当時歴代1位、 現在1位 ルイス・ハミルトン 104回)
ファステストラップ 77回(現在歴代1位、2位 ルイス・ハミルトン 62回)
表彰台 155回(引退当時歴代1位、現在1位 ルイス・ハミルトン193回)

そのルイス・ハミルトンも38歳となり新たにメルセデスベンツと2年契約を結びましたが、数年以内に引退だと推測しますし、またハミルトン記録も、若干25歳ながら現役最強ドライバーのマックス・フェルスタッペンに追いつき追い越されるのも時間の問題でしょう。

鈴鹿サーキットで最後に観戦したのは2004年です。
2005年7月にオズペックを設立し、創業メンバーのひとりとして、まずは仕事を楽しもうと思い、テレビ観戦でF1を満喫することにしたからです。
今年もテレビ観戦となりますが、来年は20年ぶりに鈴鹿サーキットでF1観戦しながら久しぶりにF1サウンドを楽しもうと思います。
みなさまもF1に興味があるならば、鈴鹿サーキットで観戦してはいかがでしょうか。

最後に

F1ドライバーは、最初からトップチームに行けるのはまれであり、遅いチームのマシンでチームメイトに勝ち、貴重なレースポイント(入賞)を勝ち取り能力を認められ、トップチームにステップアップします。その暁には巨額な契約金額と記録の足跡を残します。

求職者の皆さまのステップアップのお手伝いができるように日々、皆さま方の希望をお客様(企業)に推薦提案できるように努力したいと思います。

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