#_12実話に基づくスポ根もの【ネクスト・ゴール・ウィンズ】を観賞しました

寒い日が続き、まだ春の訪れが遠く感じられる昨今ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
わたくしは、相も変わらず、ほぼ毎週末は、新作映画を観賞しています。
直近では、スペインの巨匠、ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの新作『瞳をとじて』。
怪優・奇人とも云うべき、ホアキン・フェニックス主演の、摩訶不思議なスリラー作品、『ボーはおそれている』などです。

二作とも魅力的な作品ではありましたが、テーマが重く、どちらかと云うと暗い題材の作品でしたので、たまには、明るく能天気な作品を観ようと思い、実話に基づくスポ根もの映画、 【ネクスト・ゴール・ウィン】を観賞しました。 今回はこちらの作品をご紹介させていただきます!

実話に基づくスポ根もの【ネクスト・ゴール・ウィンズ】

簡単なあらすじ

米領サモアのサッカー代表チームは、2001年にワールドカップ予選史上最悪となる、0対31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められずにいた。次の予選が迫る中、型破りな性格のためアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが監督に就任し、チームの立て直しを図るが……。

偏向的感想・見どころ

前述のあらすじの通り、【ネクスト・ゴール・ウィンズ】は2001年のワールドカップ予選で、記録的な大敗を喫した、米領・サモアチームの奮闘と再生を描いた、実話に基づいた作品です。

スポ根ものであることには違いは有りませんが、主人公の短気かつ感情的、破天荒なアメリカ人コーチと、その一方でサモアの人々の、のんびり&飄々とした、二つの対照的なキャラクターが織りなす、ドタバタ・コメディ的な要素が強い印象の映画です。

そんなお気楽な映画では有りますが、FIFAやIOCに代表される金満的な巨大組織への、利権主義、勝利至上主義に対しての皮肉的なスパイスも、随所に散りばめている側面もあります。

私見ですが、観終わって清々しい気分になったのは、私の苦手な『ロッキー』などに見られる、ど根性&おナミダ頂戴的なスポ根作品とは一線を画し、『がんばれベアーズ』や『クールランニング』に類似した、さっぱり系?の爽やかなスポ根映画だったからだと思います。

最後に・・自分の無知をさらけ出すようで、お恥ずかしい限りですが、『サモア』と呼ばれる国が二つある事を、この映画で初めて知りました・・
今回の作品で描かれたのはアメリカ合衆国の自治領である『米領サモア』、そしてもうひとつが『サモア独立国』です。

日頃のストレスが溜まっていて、すっきりしたい方にはお薦めの作品です!
興味がある方は、是非ご覧ください。
ご一読いただき、誠に有難うございました。

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